嗚呼、全て壊れてしまえ

嗚呼、全て消えてしまえ


何もない世界なら

僕は許されるだろうか

何もない世界なら

僕はボクでいられるのか


嗚呼、そんな世界は一体何処に?


ふと周りを見渡して

ボクしかないことに気がついた

アァ、ならば……

僕が消えれば、僕はボクでいられる





夢に惑わされ、幻想に溺れた僕は


ビルの屋上から…落ちていった